スクエアミーターについて
スクエアミーターとは、SQUARE METER つまり面積の平方メートルを意味する言葉であり、「日本の壁に色彩と表情を!」という目標のもとに、できるだけ多くの「スクエアミーター」を味わい深いものにしていきたい、という想いが込められています。
現在日本の建築内装では、プラスターボードの開発意図から外れた使用方法が壁面造作の主流となっています。さらにその上に「白いビニール」を貼ることが「内装壁仕上げのスタンダード」という、世界でも稀な状況です。スクエアミーターでは、この味気ない現状を憂慮し、ペイントという大きな可能性を持った素材を使って、もっと生活空間に色彩と質感を取り入れ、住人の(とりわけ子供達の)感性に良い影響をプラスしたい、という想いで活動しています。
活動拠点について 〜2010年3月
芸術文化創造都市を推進する横浜市では、都心部の歴史的建造物を保存し、芸術文化創造の活動拠点施設として活用を図っています。その中で、旧関東財務局・旧労働基準局の役割を果たした1928年創建の歴史的建造物が、アーティストやクリエーターが集う「創造界隈」と位置づけられた拠点施設「ZAIM ザイム」として活用されています。

スクエアミーターは、このZAIMを活動拠点としてオフィス・ショールームを設置し、市民とアートを結ぶ中間に位置するものとして、生活空間に色彩を加えていくことを啓蒙的活動として行うと同時に、日本の建築に「ペイント文化」を根付かせていくために日々活動しています。

活動拠点について 2010年4月〜

2010年3月末日のZAIM閉館に伴い、東京・千駄ケ谷に移転しました。昭和45年竣工のビルをリノベーションした建物の1Fに事務所を移転、ショールームを併設しました。これまで行ってきた色彩・ペイントなどの要素に、新たに「香り」を加え、空間演出の表現の幅を広げ「Duality」をテーマに豊かな空間作りを追求していきます。また、千駄ヶ谷ではオフィス・ショールーム機能のほか、ワークショップ・イベントなどの開催を予定しております。